妊娠・出産

【出産レポ】いよいよ出産!陣痛〜出産まで

11月2日に出産しました!陣痛が始まってからのことを時系列でお書きします。

時間はどうでも良い方は下のほうの「お産を振り返って」欄だけお読みください。

陣痛〜病院に行くまで

11/1 (金) 夜中0:00

陣痛か!?というものが始まる。生理痛のような痛み。ここで陣痛アプリを入れる。私的におすすめのアプリは「陣痛きたかも」です。

「陣痛時計」というアプリも人気のようだったので、そちらも入れてみました。でもそれは、「スタート」「ストップ」が同じボタンなので、「ストップ」を押し忘れると、次の「スタート」ができないというデメリットあり。
「陣痛きたかも」アプリは、「陣痛きたかも」「治まったかも」の二個のボタンがあるので、どちらかだけ押してもいいし、実際、陣痛がきた時に使ってみると、「陣痛きたかも」アプリのほうが使い勝手が良い!

6:00

これから長い旅が始まると思い、夫はなるべく起こさずに6:00まで一人で耐える。この時点で10分間隔くらい。ロウソクの火を消すように、ふーーーーっと息を吐きながら耐える。合間合間に寝る。

7:30

産院に電話。朝ご飯は食べたか確認され、病院に来ても朝ご飯は出ないから、朝ご飯を食べてまた電話するように言われる。トーストやサラダなどを食べて、もう一度電話。「一度来てください」とのこと。

9:15

家出発。車の中は3分間隔くらいで痛い。もっと早く出れば良かったかなぁと考えたりする。生理痛のような痛み。

妊娠糖尿病になっていたこともあり、陣痛が始まったらローソンの「カプケ」という、カップにショートケーキが入ったりしているやつを食べる!と決めていた私だったが、いざ陣痛になると、それどころではなかった。

病院に着いてから

朝9:45

病院 到着。病院に到着したら、なぜか痛みの回数が減る。「この人、本当に陣痛、きてるのか?」と思われそうで、内診焦る。人前だと気をつかっちゃって緊張して痛みとかをあまり感じないのかなぁ。入院するかどうか様子を見ながら過ごす。

朝11:30

外来のほうを診ている先生が診察してくれるということで診てもらう。子宮口は昨日までと変わらず3センチくらい。膜はほとんど破れてきていて、「あとはぺらぺらの1枚だけだねー」と言われ、そしたらそれを少しぐいっとやって、バシャーと破水する。

「今のは意図的な破水。」と先生言っておりました。この処置が本当に良かったのかは謎。でもこれによってお産は早く進むでしょうということで、入院することが決定。5分間隔くらいで陣痛くる。

破水したからということで、NSTをやるので、1時間くらい横になり、心音計などを付けて過ごす。

昼12:30

昼ごはん食べる。動いたほうがいいだろうと思い、部屋の荷物整理など始める。でも助産師さんにもよるだろうけど、心音計のベルトはめてる時が多くて、案外動いたりとかはできない!

LDRの部屋へ移動。またベルトをする。陣痛きた時はさすってもらう。

夕方16:00

夜勤のベテランのおばちゃんに代わる。「あんまりこのことばっかり考えてなくてもいいから、テレビでも見てな~」と言われる。ベルトを外してくれる時間も増えた。座ってるほうが寝てるより楽。

夕方19:00

夕ご飯食べる。でもほとんど食べられず。なんでも食べていいよと言われ、コンビニのパンナコッタ買って来てもらう。子宮口7センチくらいになる。

陣痛がきた時だけ辛いだけなので、それ以外はぼーっとテレビ見ている。テレビ見たり、陣痛きたら自分で腰をさすりながら、1時間くらい夫を寝かせる。「ごめん!寝ちゃってた!」と、慌てて起きる夫。

私はトイレに頻繁に行ったほうが気分転換にもなり楽だったので、NSTのベルトを巻いていない時には、何度もトイレに行った。

夜21:00

私も眠くなってくる。昨日の夜12:00からまともに寝てないもんな~と思いつつ。陣痛の合間にうとうと。横になると陣痛が痛いので、座って過ごす。助産師さんが来て、「寝るならベッドで寝てよ~」と。

陣痛来てるのに、寝ていいのかな〜と思い、聞いてみたら、寝れるようだったら陣痛の合間に寝ていいと許可が出る。

陣痛の間隔も空いてきて、「とりあえず寝な〜」と言われる。体力がなくなってきて、陣痛も回数が減ってるからと。でも陣痛がくるから、そんなに寝れない。

陣痛は徐々に強くなる。この時になると、朝までの痛みなんて全然だったなーと思う。

夫寝る。私もうとうと。15分間隔くらいになる。そうやって一晩を過ごす。

病院二日目

11/2(土)朝5:00

朝5時頃になると、陣痛きそう!ってなるのに、来なくて、結局30分くらい寝れた時が3回あった。

朝7:00

少し体力回復。筋肉の疲労で、相当強い陣痛以外は陣痛が来なくて、きた時はめっちゃ痛い。夫を起こしておしりを押さえてもらわないと無理なレベル。呼吸法もうまくできない感じ。この時、子宮口は8センチくらい。助産師さんに「無駄な痛みじゃないよ。開いてきてるよ。」と励まされる。

夜勤は人数が少ないので、お医者さんや他のスタッフもきたら促進剤入れよう!とのこと。その日、他にも3人いて、助産師さん一人でめちゃ大変そうで、夜中に促進剤打つのは危険だからとのこと。

「促進剤打てば全開になると思う。全開になれば吸引するなりして、出てこれるから!」と。赤ちゃんの頭も指で触れるくらいにはおりてきているとのこと。

朝8:30

お医者さんが来て、確認。子宮口は8センチくらいのまま。赤ちゃんが下がってきていない。

「促進剤打ちますか?」と聞かれる。

「促進剤はお産をすすめると思われてるけど、陣痛を強く、頻回にするだけだから。促進剤で状態が悪化することもあるし。本当はやりたくないんだけどね。」と医者が言う。

「でもやるしかないですよね?」と私が聞くと、

医者「まぁ、それか切るかだね。」

助産師さんは、「打ったほうがいい!」って目でこちらを見ている。

でも陣痛が30分とか来ない状態では、生まれる気配もなかったので、これは促進剤打つしかない!と思い、促進剤を打つことに決定。

朝9:00

促進剤を点滴で入れる。10.20.30と濃度を上げていく(?)ので、急に痛みがくるわけではない。少しずつ陣痛の回数が増える。

朝10:30

痛みが頻回に来るようになる。子宮口9センチまで開くが、全開になかなかならない。

本当は助産師さんが指を入れたら赤ちゃんがどういう向きで出てきているのかが頭の骨とかで分かるらしいが、頭が大きいからか全然分からないとのこと。そこでエコーで見てみることに。

赤ちゃんの向きが上向きで下りてきていることが分かる。普通は母親の背中のほうを見て下りて来ないといけないらしい。この方向のままでも吸引してくれるか、助産師さんがお医者さんに聞きに行ってくれた。

お医者さんの判断としては、「生まれてくる直前にはもう少し回転するだろう」とのこと。ということは、私はまだしばらく頑張らないといけないということか・・。そろそろ吸引してくれるのではないかという淡い期待が閉ざされる。

向きが逆ということで、クッションを貸してくれて、四つん這いになって腰をふりふりしたりしてみた。

昼11:45

子宮口9.5センチまで開く。ここまでずっと一緒にいてくれたベテラン助産師さんとお別れ。「下から産めるから!ここまできたから!頑張ろう!」と去っていく。

他の助産師さんが、「もうここまで来たらいきんでみよう!」ということで、いきむ。

途中でお医者さんくる。「まだ高いな~」とのこと。まじか〜。まだ下りてこないのか〜、赤ちゃん。

痛みが休みなく来る。促進剤がききすぎだからということで、抑える薬を入れる。これだけ陣痛がきていても、赤ちゃんがなかなか下がってこない。頭が大きいからなのか、、。

昼13:00

お医者さんが来て内診する。子宮口9.5センチ開いているけど、やはり赤ちゃんは下りてきていない。

朝の採血の値で、「ちょっと炎症反応が出ている」から、もう破水してから24時間以上になるので、帝王切開をしたほうがいいと思うと説明される。破水をしてから27時間以内には必ず出産することになっているらしい。感染症にかかりやすいから。

帝王切開に決まる。

この頃には、陣痛を抑える薬がきいているので、私はなぜか元気になっていて、夫も「帝王切開って決まったら、急に元気になってるやん!」とのこと。確かに「これでもうこの陣痛の痛みからは解放される!」という思いがあったかも。

昼13:30

バタバタと説明を受け、リスクなども、ぱーっと読んで理解するしかない。夫が書類にサイン。

帝王切開開始。

昼13:53

帝王切開により、出産!
※帝王切開の手術に関しては、詳しくまた別記事に書きます。

お産を振り返って

なぜ帝王切開になったのか?

促進剤を打っても赤ちゃんが降りてこない。

朝の血液検査でお母さんの血が、白血球の値が低い。=感染症の疑いがある。

破水をしてから24時間以上経過。

帝王切開をしたことは正解だったのか?

お産に正解も不正解もないと思いますが、羊水もあとから見たら少し濁っていたみたいで、赤ちゃんも少し辛かったかなということ。胎盤も見せてもらったけど、少し黄色くなってるとこがありました。

これ以上のお産は無理だったんだろうな~。と思うと、あの時点で帝王切開をしたことは、正解なんだったと思います。というか、当事者が「正解だった」と思えれば、それは正解なんだと思います。

破水させなければ良かったんじゃないのか?

病院に来てから内診の時に、お医者さんが破水させたわけなんですよね。「意図的に」と言っていたのは聞き間違いじゃないと思われる。それを母は、「あの時に破水させてなかったら、良かったんじゃないのかね?」と術後言っていて、確かにそれもそうだなと思いました。
出産後、いろんなお友達が赤ちゃんに会いに来てくれて、その中の一人の子は「私は3日かかったよ」という話をしていて、「そうか。破水してなければ3日かけて産むという方法もありえたのか〜」と思ったら、医者に対して、「なんで破水させたんだよー!」という思いがこみ上げてきました。でも、一枚ぺらぺらのしか残っていなかったし、その時点では陣痛5分間隔くらいだったし、子宮口3センチ開いていたから、医者もいけると思っただろうし、私も破水することで早まるならそれでいいやとしか思っていなかったので、結果的に帝王切開になったことによって、「あの時、破水させていなければ・・」と思ったとしても、それは結果論であり、しょうがないことかなと思っています。

促進剤を本当に打つ必要があったのか?

他の産院で産んだ子の話だと、その産院は促進剤は打たずになるべく妊婦さんを歩かせたりする方針だそうで、それを聞いたら、「私もそうさせてほしかったな〜」と思ったりしてしまいました。でも、30分とか陣痛の間隔が空いてしまったことは事実だし、歩いてもきっとすぐにはお産は進まなかっただろうから、きっとタイムアウトになっていたのには変わりないかなと思いました。

陣痛の間隔があいたのはなぜ?

助産師さんは、「体がもう疲れていて筋力が弱っているから」という言い方をしていたけど、結局は高齢出産だからなんじゃないかと私は思いました。普段、運動もあまりしていないし、気持ちはがんばれると思っていても、筋力がついてこない。これ、もしかして無痛分娩とかで体力温存してたら産めたのかな〜とかも考えたりしちゃいました。まぁ後から言ってもしょうがない。

なんで赤ちゃんは下がって来なかったのか?

産後、ベテラン助産師さんと話をしていて、「やっぱ頭が大きいから下がってこなかったんですかね?」という話をしたら、「もしかして途中でいきんじゃったでしょ?」という話になりました。
えっ!?と思いましたが、陣痛がめっちゃ強かった時にいきんでしまったかも…というのが2回くらい、確かにありました。けど、それで赤ちゃんが回転できずに下りてきちゃって骨盤にはまってしまったということ!?
いきみ逃しは本当に辛くて、できるだけのことはやったし、いきもうと思っていきんだわけではないから、どうしようもないけど、もしかして私のせいで赤ちゃんの頭が骨盤にはまってしまって回転できなかったんじゃないかと思ったら、赤ちゃんに申し訳ない気持ちになりました。
あと、痔にもなっていて、テニスボールでお尻の穴をぐっと押さえることができなかったことも、いきみ逃しが上手にできなかった要因でもあり、それもしょうがないかなぁと思っています。

結論

「あの時こうしていれば」「あの時ああしていれば」といろいろ考えることはできるけど、すべては憶測の話であり、誰にも実際のところ、赤ちゃんがどんな動きをお腹の中でしていたのかは分からないので、赤ちゃんが無事産まれてきてくれたことで良しとしよう!と思います。
でも、お産に体力が必要なことは確かなので、運動をどんどんしましょう!
そして、高齢出産の人だったら、陣痛に体力的に耐えられないかもと思ったら、無痛分娩も視野に入れたほうが、良いのかもしれないなと、実際自分が産んでみて思いました。
この記事が少しでもどなたかの役に立ったら嬉しいです。
追記:やっぱりそれでも、時々にふつふつと、「破水していなければ・・」「私がいきんでいなければ・・」というふうに思うことがあって、退院前に、出産の時に超お世話になったベテラン助産師さんに会うことができたので、もう一度聞いてみました。
私「あれって破水してなくて、もう少し時間があったら産めてたんですかね?」
助産師「いやぁ、下りてこなかったし、反対向きだったからねぇ・・。」
私「じゃぁやっぱり私がいきんじゃったからですかね?」
助産師「この子が道を間違えちゃったのよ。あとはやっぱり頭が大きかったし、体も大きいからね。この子が2800gくらいなら、くるっと回って出て来られたかもしれないけどね。」
私「小さかったらあそこまではまってても、あそこから回転できたってことですか?」
助産師「うーん、でも骨盤の形も関係するからねぇ。3人産んで、3人逆子っていう人もいるし、あれ?またー?っていう感じでね。」
助産師「だから、自分を責めることは何一つありません!」
と言ってくれました。私がちょっと自分を責めていたのを分かってくれたのでしょう。でも、助産師さんに「自分を責めることは何一つありません!」と言ってもらえて、心がとても楽になりました。
退院前にもう一度、助産師さんと話すことができてよかった。「あの時のこれってどうだったんだろう?」と疑問に思うことがあれば、入院中に勇気を出して聞いておくことをおすすめします。やっぱり友達や家族とかに、「その病院の対応はどうだったの?」「他の病院だったら普通分娩で産めてたんじゃないの?」とか言われたりすると、ずっともやもやしてしまうものです。そのもやもやのまま家に帰るのは良くない!かといって、退院してからは聞きづらい!なので、入院中に!
はぁ〜、すっきりした。感謝。

ABOUT ME
elemo.me
カナダに留学。アメリカ、韓国、タイなどに住む機会があり、その時々で、いろんな方のブログやネットの情報に助けられてきました。 私も、自分の記事が少しでも誰かの役に立ったらいいなと思い、海外で調べたことや、行ったお店の紹介など、少しずつアップしていくことにしました♪