帝王切開手術は2回目ですが、帝王切開の経験をするまでは全然知らなかったよ!ということが多かったので、ご紹介。
①背中の麻酔、痛い!
帝王切開手術のため、下半身麻酔をするのですが、その注射がめちゃくちゃ痛い!
一人目の時に「陣痛よりも痛いかも」と思うほどの痛さで、手術前に看護士さんに「あれめちゃくちゃ痛いですよね。」と話すと、「麻酔の注射の前に局部麻酔をしてくれる先生としてくれない先生がいるからね〜。今日の先生は局部麻酔しない先生だったような…。」と言われ、びくびくしながら行ったら、局部麻酔してくれる先生でした。
局部麻酔をしてもらえば、そこまで痛くありませんでした◎あと、看護士さんのアドバイス通り、背中を全力で丸めたのが良かったかも。
②全然丸まれない!
でも実際は、思ったより全然、背中を丸めるこができない!
横になり体操座りのようになるべく背中を丸めるように指示され、「そんな簡単なこと…」と思ってましたが、いざ手術台の上で丸まろうとすると、全然丸まれない!臨月のお腹がすごい邪魔してくる!びっくり!看護士さんも真剣に手伝ってくれました。
ここで背中をちゃんと丸めたほうが骨と骨の間に隙間ができるので、麻酔を打った時に痛くないそうです。意外と難しいですが、ここは全力でがんばりましょう!
③帝王切開は下半身麻酔のみ
下半身麻酔のみなんて、帝王切開を経験するまで知らなかったよー。
胸の辺りまで感覚があり、濡らしたガーゼみたいなもので、「ここ冷たい?ここは?」と確認される。途中から感覚がなくなってきて、冷たいのが分からなくなってくるんだけど、自分の感覚が信じ切れず、「ここで冷たいと言って、実はちゃんと麻酔きいてなくて切り始められたらどうなるんだろう?」と恐怖を覚える。
④手術音 怖い!
下半身麻酔だけなのでオペ中の音はすべて聞こえます。
ジョキジョキ、ジョキジョキ。めっちゃお腹が切られている!恐怖でしかない。
⑤赤ちゃん出る時にお腹押される
お腹切ってるんだから、赤ちゃんは「するっ!」と出てくると思うじゃないですか?それが違うんです。
よくわからないけど、めっちゃ「ぐっ!ぐっ!」とお腹を押されて出てきます。
その後すぐに産声が聞こえて、この瞬間は嬉しいです◎
⑥赤ちゃん産んでからが長い!
産声を聞くまで約20分。その後のオペ時間は約50分。産んでからの手術時間のほうが長いなんて聞いてないよ〜。
これがかなり苦痛。息苦しいし、肩痛いし、身動き取れないし、「早く終われ」と心の中で何度も願いました。
1回目の時は麻酔のききすぎで気持ち悪くなってきて、息をゼーゼー言わせながら絶えてました。2回目はこれも麻酔のききすぎで肩が押しつぶされるように痛かった。
いとこは帝王切開をよくする総合病院で産んで、「手術中、看護士さんと話してたよ。」と言ってたので、麻酔の上手い下手とかもあるのかなぁ。
⑦医者の会話、丸聞こえ!
「ここまで切ろう。」「そこは神経かもしれないからやめておこう。」などなど、医者同士の話が聞こえてきて、本当に恐怖です。今回の先生は二人ともまじめな先生だったなぁ。
1人目の時は結構チャラい感じのドクター2人で、赤ちゃんが生まれてからは、銀座の寿司屋に行った話とか、車を買い替えた話とかしていて、イラッとしたのを覚えてます。
でも夫には「そんなどうでもいい話できるほど余裕の手術ってことだから、それはそれで安心できない?」と言われて、まぁそういう考え方もあるな、と思いました。
まとめ
自分で想像していた以上に、メンタル的にも身体的にも帝王切開は辛いです。壮絶な戦い。
手術室に入ってから出るまでは約1時間半だけど、その間に繰り広げられる様々な事が、いろいろ衝撃。
1人目の時は緊急帝王切開で、あまり状況把握できてなかったけど、今回は予定帝王切開だったので、意識はっきりしていて状況把握できた分、逆に怖かったというのもありました。
そして術後の痛みがあることを産後すぐの私はまだ知らなかった・・。(産後レポ続きます。)