そして、その後、ホートにある施設へ。
「孤児院」と呼ぶのか分からないけど、
子どもたちが82人住んでいる施設。
タイは貧しい国だからなのか、
「お金がなくて育てられないから一時的に預ける」
という孤児院もあるし、
ここの場合は、山岳地方の子どもたちが
実家からでは学校に通ったりもできないから
ここに暮らして、ここから学校に行っているという感じ。
まぁ、言うならば、寮みたいなもんか。
でも、貧しくて預けられている子もいるっぽいから、
寮+孤児院かな。
家族から寮費をもらったりしているわけではないと思われるので、
いろんな国からの支援でなりたっているって感じかな。
クリスチャン系の施設。
めっちゃ自然豊かな、
一つの村がそこにできあがっている。
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子どもたちの写真。
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みんなが住んでいる家は最近新しく建ったらしく
なかなか綺麗。
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靴の整頓ぶりに感動して、全体図撮るのは忘れた…。
洗濯物を干してあるの見ると、
日本の田舎と全然変わらないよね♪
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でも、若い牧師が住んでいる家は
結構年季が入っている。
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こっちの屋根は塗炭(?)だけど、
反対側の屋根は藁。
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すきま風とか、そういう問題じゃない。
夜、絶対寒いよー。これ。
でも、テラスあり。
しかも、ハンモックもあり。
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暖かい時にここでのんびりしたら気持ちいいだろうな。
お風呂はみんな共同。
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たぶん男女別にはなっていると思われるけど、
みんな海水パンツみたいの履いてシャワー浴びていた。
遊び場が森の中にあってカラフルで素敵。
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ドラム缶で作ったすべり台、かわいい。
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馬!かわいい。
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こちらはぽっちゃり太ったうさぎさん。
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この写真だとそんなに太ってる風じゃないけど
動きが豚っぽかったんだぁ〜。
そして、こちらは本物の豚。
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一年に一回、卒業式の時に豚を屠ってみんなで食べるそう。
子豚もたくさんいたけど、
この二匹が一番大きかったから、
次のターゲットはきっとこの二匹だろう。
スタッフの家。
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自由に使える学び場みたいな所。
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これが、森の中に何個もある。
私が見ただけでも5,6個はあったかな。
そしてこれは、新しい教会堂を建てているところらしい。
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今、お金が足りなくてストップ中とのこと。
この状態で半年何も動かないとか、
それも普通らしい。
お金がある分だけ使って建てて、
お金がなくなったら止めて、
またお金が貯まるまで待つらしい。
すごい忍耐。
忍耐というのか、のんびりというのか。
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食事の時間。
大鍋に作られたスープみたいな物が
一人一杯ずつ配られる。
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みんなご飯は自分でついで、もらいに行く。
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そして、みんなで集まって食べるわけではなく、
自由にどこでも好きな所で食べていいらしい。
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座っていようが、立っていようが、半座りだろうが、
関係ないらしい。
自由だな〜。
子どもたちに
「日本は精神病の人が多いんだけど、
この辺では精神病の人いる?」
って聞いたら、
「いるわけないでしょ?」
みたいな感じで笑っていた。
そりゃそうだよね。
バスケットボールのゴールは木に直接ささっている。
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拡大。
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こういうのなんかいいよね。
森で遊んで、豚を食べて、自然が豊かで、自由だし、
ここはなんて良い所なんだろうって思うけど、
住んだらいろいろと不便なことがたくさんあるんだろうな。
でも、不便なままでも、
もっと便利な物があることを知らなければそれで幸せなのに、
「こんな便利な物がありますよ」って、
お金儲けのために宣伝してくる人が絶対いるもんなんだよね。
世の中には。
扇風機とか、冷蔵庫とか、テレビとかね。
それで、最近はいろんな家電が山岳地帯の方にも入ったりしてきて、
家電欲しさに子どもを売ったりしてしまう親もいるらしい。
知らなければ知らないで今までの生活の知恵を使って
食べ物を保存したりしていただろうに…。
冷蔵庫のために子ども売るとか…。
文明が発展して、生活は楽になるけど、
人の心はすさんでいくね。
ここの子たちには純粋にのびのびと育って欲しいな。
===
私たちには夕食に、
野菜炒めと
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魚のフライを出してくれた。
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味付けがめっちゃおいしかったー♪
そして夜には、この場所で、
日本の牧師先生がお話をしました。
↓
中
↓
横がぱーぱーに開いているので
めっちゃ寒かった!!!
でも、いろいろと勉強になりました◎
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