気仙沼のフェリー乗り場のすぐ横に、
「復興屋台村・気仙沼横丁」がある。
「復興屋台村・気仙沼横丁」がある。
お店は22軒。
震災でお店を失った方たちが経営されている。
小腹が空いたので寄ってみた。
2月の寒い時、時間が3時頃ということもあり、
ほとんどお客さんはいない。
昼食と夕食の時間だけオープンしている店が多いらしく、
3時頃は休憩している店が多い。
夜は17時から営業。
一つの店に入りご飯を食べて
少しだけ店のおかあさんと話した。
震災後の11月にここができて、
1年とちょっと今までやってきたけど、
来年(2014年)3月でこの「復興屋台村」も取り壊しになるらしい。
いわゆる「危険地域」なので
この辺りにはもう家は建てることはできず、
堤防と道が建設されるとのこと。
それ以降は店の移転先も見つかっていない。
みんな1年後の生活がどうなるか分からずに生きている。
私も1年後なんて分からないけど、
私みたいに自分で選んだ「1年後が分からない」のと、
一生同じ所で住んでいくと決めた人たちが急に
「1年後が分からない」状態になるのとでは訳が違う。
きっとすごく不安だと思う。
「一生ここで住もう」と決めてもそこで住めるか分からない時代。
明日には何が起こるか分からない時代。
それでも毎日誰にでも平等に太陽は昇り、誰にでも平等に雨は降る。
毎日一歩一歩。
今日も笑顔で過ごしたい。
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