そして、オブルアン国立公園からさらに奥へ2時間ほど。
メートムという村へ。
カレン族の方たちが住んでいる村です。
結構高い山の上の方で、
緑が豊かな所でした。
バナナやパパイヤも豊か。
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パパイヤ
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そこにはこんな立派な教会が。
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自分たちで設計して、
自分たちで約3年かけて建てたそう。
すごい〜!!!
しかも、めっちゃ大きい。
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材料費にいくらかかったって言ってて、
結構な額だったけど、(忘れちゃったけど)
たぶん人件費はかかってないと思われるから
こんな大きな建物が建てられるんだろうな。
しかも、ここではレンガ造りも行っているらしい。
赤土を取って、
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こういう岩とかも取って
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機械で粉々にして
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石とかの不純物を取り除いて
↓
セメントなどを足して固める。
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そしてこれを売ったりしているらしい。
ほぇー。すごい。
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その横では女性たちが夜のおやつのために
白玉を作ってくれていました。
↓
この手つきがめっちゃ良かった!
↓
片手に多めに餅(というか白玉?)を持って、
その持っている手の甲の辺りでくるくる回して
鍋の中に投げ入れる。
そして、浮いて来た物から取り上げる。
大量の白玉、完成。
↓
白玉の下には緑のタピオカが。
↓
タピオカと白玉のおやつらしい。
楽しみー♪
===
そして、その後、教会の牧師先生が
村の見学に連れて行ってくれました♪
このピックアップトラックの荷台に乗って。
もちろん、若者は荷台の後ろに乗る。
立っていてもよいらしく、立って乗ってみたら、
なかなか気持ち良かったー♪
寒かったけど。
だいたいの家は高床式で、
こんな感じの家がたくさん。
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でも、新しい、こんなに綺麗な家も。
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でもスタイルは変わらない。
床下の高さはそれぞれだけど、
上に上がっているのが通常らしい。
↓
新しい家にはガラスの窓があったみたいだったけど、
古い家にはそんなガラスなんていう物は存在しない。
ドアはこんな感じ。
↓
網戸も何もない。
虫と共に共存する感じですね。
何気なくおいてある坪みたいのがかわいい。
↓
家の中は、リビングルームみたいのがあって、
すぐその横にキッチン的な所があるのが普通らしい。
キッチンの様子。
↓
カレン族の方たちは、
大皿の真ん中におかずを置いて、
その周りにご飯を置いて、
その大皿をみんなで囲んで、手で食べるらしい。
(残念ながら?)私たちが食事を食べたお宅では
普通に一人一人にお皿が出て来たよ。
↓
外国人慣れしているお宅だったからかな。
そして、この野菜炒めの味付けがめっちゃおいしかった♪
そして、お昼にみんなが作っていたおやつ。
↓
タピオカ白玉デザート
つゆは、何か分からないけど甘かったよ。
「これをココナッツミルクにするともっとおいしいんだ」
と、タイ人が力説していた。
家の中は電気が通っている。
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いかにも自分で通したって感じの蛍光灯でしたが。
洗面所も自分で取り付けた風(奥)。
↓
やっぱり寒いから布団はたくさんあるらしい。
暖房機能がないので、
みんな朝と夜はどうやって過ごすかといったら、
外で火を焚いて、みんなでそこに集まって
「外の火の周りがリビングルーム」
みたいな感覚で過ごすみたい。
夕方6時くらいに来るまで村の中を回った時も
それぞれの家でみんなたき火していたよ。
(カメラの充電切れて、そこは撮れず…。)
そして夜になったら布団をたくさん使って寝るっていうことだろう。
寒くてもマイナスまではいかないから、
布団がたくさんあればなんとか眠れるんだろうな。
===
そして、帰りにおみやげに
お世話になった家の奥さんが作った
カレン族のかばんをプレゼントしてくれました。
↓
しかも、なんと奥さんの手作り。
こんな風に糸を並べて垂らして模様を作り
↓
それを編んでいくらしい。
すごい〜!
↓
かばん一つ作るのに2日くらいかかるらしい。
なのに、6人全員に一つずつくれたという…。
感謝…。
今回は、私としたことが、途中でカメラの充電がなくなり
伝えたいことが伝えきれないのが残念だけど
とっても良い所でした◎
ここの方たちは時計なんか関係なくて
日没する時間で物事が決まるらしく、
教会に集まる予定になっていたのが7時だったんだけど、
7時の時点で来ていたのは2人くらい。
そこから、ちょろちょろと集まり、
7:30くらいに100人くらいになったので
その後に歌を一緒に歌ったりしたっていう
誰も「早くみんなを呼んでこよう!」と言うわけでもなく
誰も何も焦らす人はいない。
毎日、のんびりとたき火に当たり、
食事を作り、
子どもたちとたわむれ、
陽が暮れたら眠る。
そんな生活がここには残っている。
ここの人からしたら、
日本人が飢え死にするっていうのが信じられないんだって。
裏山に行けば食べる物なんてたくさんあるから。
パパイヤ、バナナ、いろんな葉っぱ、蟻の子、蛇、かえる
それらを食べてれば生きていけるらしい。
確かに。
そんな生活もいいなって思う。
いや、実際やったら大変なのは分かっているけど、
人間、本当に食べる物がなくなったら
蛇でもかえるでも何でも食べられる物は食べるんだろうから、
きっとここに住んだら住んだで楽しく生きていけるのかなって思った。
私にはまだ見えていない、いろんな辛いこともあるんだろうけどね。
でも、将来、本当にお金がなくなったら
日本でお金がない、お金がない、と思いながら暮らすよりも
周りにお金がないことが当たり前の人たちと住んでいた方が
幸せな気がする、と思ったのでした。
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