カトマンズから22キロ離れた所にある寺院で、
ヒンドゥー教の女神カリに生け贄を捧げる場所らしい。
9月か10月に15日間続けて行われる
ダサイン(Dashain)という祭りの時が一番盛んに生け贄が捧げられるようだが、毎週火曜と土曜の午前中にも生け贄を捧げている人は少しはいるらしいということで、行ってみた。
いつでもどこでも、こういう派手なバスが駐車場にはいます。
↓
そして、寺院に行くまでの道には、鶏など、生け贄として使えそうなものが販売されており、寺院に行くまでに購入可能。
↓
その他、お土産品みたいなものや、日本でいうおまもり的なもの?まで、置いてある。
↓
野菜や果物なんかも売っております。
↓
トマトかな??
↓
とうもろこし、美味しそう。
焼いている。
↓
なんかの餌?土?よくわからないものも、販売中。
↓
野菜は量り売りらしい。
↓
それにしても、1日、何を考えて座っているのだろうか。
↓
そして、市場を抜けて、儀式が行われている場所へは階段で下る。
大きな荷物を持って階段を上ってくる人がいるけど、この野菜(?)、どうしたんだろうか。
↓
これは、生け贄を捧げるための長蛇の列。
捧げない人は、この人たちを横目に、右側をだーっと歩いて下りる。
↓
下から見ると、こんな感じ。
↓
きっと、みんな正装で来ていると思われる。
↓
橋の下を見ると、ゴミの山。
ゴミの量、やばい。
↓
そして、階段をくだった所で、なにやら、何かの動物が処理されている。
ここは生け贄を捧げるのとは別の場所で、動物の処理場みたいな所なのかしら。
↓
※注意!!!ここからは、動物好きな人は見ないでください!!!!
これは、たぶん山羊。
↓
右手のほうで、鉄板のようなものを熱し、
それを山羊の体に当てている。なんのためだろうか。革を焼いているのかしら?
殺している途中??いやいや、頭はもう切れているから、死んでいるよね。きっと。
そんな事を考えつつ、ここで一端、この場を離れ、生け贄を捧げている場所へ。
なんか、この人たちの前に座り、おでこに赤い点をつけてもらうらしい。
↓
なんか、占ってもらったりしているのかなぁ。
↓
韓国人観光客もやってもらっていた。
↓
できあがりは、こんな感じ。
なんだか、怖い。
↓
そして、こちらが生け贄を捧げにいく場所。
それを上から見た様子。
大混雑。
↓
人が多すぎて、何がなんだか。
しかも、下が水とかでビタビタなんだけど、そこをみんな裸足で歩くのです。
神聖な場所だから、裸足じゃないといけないみたいな感じなのかなぁ。
子どもからお年寄りまで。
子どもは何を思うのか。
なんか、こんなにもたくさんの人たちが生け贄を捧げにくるなんて、不思議。
そして、その場を離れ、トイレを借りに行く。
↓
トイレの手前に男の人がいて、お金を払わないと通らせてくれません。
しかも、外国人料金があって、なんかすごい高いことを言われたらしいけど、
ガイドさんがいたので、「5人でいくらで勘弁してくれ」みたいな交渉をしてくれたらしい。
私は一足出遅れたので、「行っちゃだめだめ!お金払って!」みたいなこと言われたけど、「他の日本人が払ったでしょーー!!同じグループ!同じグループ!」と言って、(というか、全部ジェスチャーでの会話だけど…。)強引に入って行きました。
トイレはこんな感じ。
もう昨日までの山のトイレを経験しているので、ものすごく綺麗に感じる。
掃除直後だったからか、水で床がビタビタでしたよ。
↓
手前の蛇口から水を出し、自分で便器の水を流す。
一応、水洗ってことですね。
そして、トイレに行き、すっきりしたところで、
あの山羊ちゃんがどうなったか、もう一度、確認をしに行く。
あらーーー!!
なんか、横たわっている。
↓
山羊の肉を見つめる犬。
そして、なぜか切り分けられた肉を目の前に並べてくれる。
↓
もう、まるっきり、お肉!!!!
ここまで来ると、お肉屋さんかと思うくらいですよね。
わーわー騒いでいる日本人がおもしろいからか、顔まで並べてくれた。
↓
顔アップ。
↓
動物も死ぬ時は目をつむるのだろうか。
↓
そして、その肉を切断。
↓
この肉どうするんだろ。
これは生け贄として捧げたあとの山羊で、それを食べるってことなのかな〜。
仕組みがよく分からないけど、とにかく手際の良さがすごかった。
使用するのは、こんな大きな包丁たち。
↓
階段を上った市場のような所にたくさん売っていたよ。
包丁は分かるけど、その他の器具、どうやって使うんだろう。
この鶏さんたちも捧げられる運命なのかしら。
最後はまた派手なバスがお見送りしてくれた。
↓
さて次は死体を焼いて川に流すというパシュパティナートへ!
こんな明るく書いているけど、都会に出て来るとなかなか暗くディープな所だね。
ネパールよ。