チェンマイ90日日記

#18 プレー市内

2日目は市内巡り。

プレーは田舎なだけあって
自然がとっても豊かな所。

道ばたにバナナの木がたくさん生えていたり

木だけじゃなくて実もちゃんとなってるし

フェンスにも何かの葉がからまっておりました。

素敵な教会も見学して

その近くで行われているキルトを作っている
工場(家?)にも見学しに行きました。
アメリカの宣教師が40年前くらいに来て
何も仕事がないこの街の人たちに
キルト作りを教えてくれたんだって。
それで今は各家庭に
木で作った布を動かないように留める台があって
こんな風に布を広げて毎日キルティングをしているそうな。
全部手で縫うんだけど、
大きいのが早くて一週間くらいでできるみたい。
でもそれはずっと集中してやった場合だって。
タイ人の人は「すごい早いね〜!」
って言ってたけど、
私は「一週間ずっとこの作業かー」って思ったら
私は気が遠くなりそう・・って思いました。
でも自分のペースでできるからいいのかな。
それでこのキルトは
できたのをタイで売っても良いお金にならないから
輸出専門店みたいな所があって
そこに卸して、その人が少し手数料を取って
アメリカに送ってアメリカで高く売っているそう。
でもこのキルトのおかげで
自分の生まれ故郷を離れずに
子どもたちとも一緒に生活できているみたいだから
本当に良かったね。
何もない所で
仕事を産み出すってすごいな。
===
そしてそんなこんなで
今度は市内の大きな道をずーっと行くと・・・
道の終点はこんな事に!

プレー県最大の寺院。
Phra That Cho Haeがありました。
Wat(寺院)Cho Haeと地元の人たちは読んでいて
日本的に書けば「わっちょーへー」。
この手前のちょこんと三匹いるのはなんだろう
って思ったら、「虎」でした!!!
寺院の横に森林公園があるんだけど、
そこにも至る所に虎!虎!虎!
サイズは猫みたいなサイズなんだけどね・・笑。
門の入り口にも虎!
なんでこんなに虎がいるのか聞いてみると
ここは「虎年」の寺院らしい。
タイ人で仏教熱心な人は
干支をすごく大切にしているらしく、
タイ国内には十二カ所、干支の寺院があるらしい。
一生に一度は自分の寺院に行くと得を積めると考えて
このためにすごい遠くからわざわざ来る人もいるそう。
前回も書きましたがタイは日本の約1.4倍の広さだから
その十二の寺院はタイの至る所に散らばっていて、
北海道の人が沖縄に自分の寺院を求めて行くような感覚。
すごいな。
ーー(追記)
って思っていたら、北タイの教えなのかタイの中では
「タイ国内の十二寺院」というのは、
北タイに集中しているっぽい。
で、それと並列して
「東南アジアの中の十二寺院」というのがあるらしく
それは国内国外関係なく決められていて
インドとかもあるらしいけど、
寅年はどちらにせよこのプレー県の所らしい。
すごく熱心な人は国外でも行くらしい。
ーー
早速階段を上ってみる。
このドラゴンみたいのは
ヒンドゥー教の神話のなんからしい。

ワットの真ん中にはこの金の塔が立っております。

その手前には小さな金の塔。
そして人々は並んでいる物に1バーツを一つずつ入れたり
これらを買って手に持ちながら寺院の中を廻ったり
座って拝んだり
ろうそくを立てたり
鐘を鳴らしたり
何かを捧げたり
してました。
で、みんなすごい拝んだりしてるんだけど、
拝む対象の物がすごいいろいろあって、
私も友だちもこれらが神だとは思っていないので拝みませんが、
一緒に行った友だちは
「こんなにいろいろあって
 どれ拝もう?ってならないのかなー」
って言ってました。
「みんな何を拝んでいるのか分かっているのかな〜」
って。
いろんな像が並べて置いてあったり
(たぶんこの一番左のは前に運転した時に
 巨大な像になってた僧侶!)
こんな感じの石像や
銅像(?)や
金の商売繁盛の像(?)みたいのもありました。
みんな何を信じて拝んでいるのだろうか。
===
はい。そしてわっちょーへーを離れ、
ココナッツジュースを飲んだよ〜!
これは焼かれているタイプらしい。
私の勝手なイメージの中では、
なんかココナッツジュースって
ココナッツミルクがこの中に入っていると
思っていたんだけど、そうではなくて、
めっちゃ透明なポカリスエットみたいな飲み物が
この中に入ってました。
不思議〜!
味は・・ポカリスエットを薄くしたみたいな味なので
別においしくないと思えばおいしくないし
おいしいと思えばおいしいような
微妙な感じでした。
でも栄養補給にはいいらしいので、
また体力がなくなった時に飲もう。
1個20B(60円)。
そしてランチはKao-soi(カレー&ヌードル)を食べました。
この店でも「だいたいのタイ料理はなんでもある」
と言われたけどパッタイはありませんでした。
プレー県の人たちはあまりパッタイを食べないのだろうか。
まぁ、それはさておき、
他にもちょっと市内を回ってチェンマイへ帰宅!
車の中のスナックはこれ!
ベトナムのライスペーパーに胡麻や唐辛子で味がつけてある!
タイの人は昔まずしかった時に
これをおかずとしてご飯を食べていたらしい。
そしてライスペーパーを揚げたのがこれ!
薄い煎餅みたいなスナック菓子になってました♪
こっちはうるち米のライスペーパーから作っているらしい。
ライスペーパーにそんな違いがあるんだ!
そして運転して約4時間。
チェンマイへ到着。
プレー県でずっと食べられなかったパッタイを
食べて、今日はおしまい。
パッタイうます。
ABOUT ME
elemo.me
カナダに留学。アメリカ、韓国、タイなどに住む機会があり、その時々で、いろんな方のブログやネットの情報に助けられてきました。 私も、自分の記事が少しでも誰かの役に立ったらいいなと思い、海外で調べたことや、行ったお店の紹介など、少しずつアップしていくことにしました♪