スコットランド

#9 【スコットランド】電話を発明したアレクサンダー・グラハム・ベル(Alexander Graham Bell)さんの出生地はエディンバラだった!

エディンバラの中では観光客が立ち寄る場所として知られているっぽい所に、スコットランド在住の韓国人のおばちゃんが連れて行ってくれました。
一見、普通の建物。
駐車場が見当たらなかったので、私だけ下ろされ、「そこの角を曲がったら、あるから!」みたいに言われ、うろうろしてみたけど、全然分からず、見かねて韓国人のおばちゃんが降りて来て、ココだと教えてくれた。
他の扉と何のかわりもないし、知ってる人じゃないと分かるわけないでしょーー!!
でも、扉の左隣に何か表札みたいのがある。

Alexander Graham Bell(アレクサンダー・グラハム・ベル)

Inventor of the Telephone  (電話の発明家)
Born here 3rd March 1847 (1847年3月3日 ここで生まれる)
へぇーーー!!
今は何かの事務所みたいだった。
たぶんテナントみたいに貸している様子。
この方、全然知らなかったけど、発明した人が「ベル」っていう名字だから、そこから「電話のベルが鳴る」の時の「ベル」っていう英語を使うようになったのかな?
アレクサンダー・ベルさんのことは、ウィキペディアに書いてあるけど、自分のお母さんの耳が次第に悪くなっていくことで、どうしたら母親が発音を聞き取りやすいかということを研究し始めて、そこから音響学を学び始めることになったらしい。
「聴覚障害」と「電話」って関係なさそうなのに、聴覚障害のことを研究に没頭するうちに、発生生理学とか「音」という事に関して実験をするようになって、「電話」という方向に行ったみたい。不思議。
しかも、ウィキペディア情報だけど、あの有名なヘレン・ケラーに家庭教師アン・サリヴァンを紹介したのも、ベルさんらしい!!!
ヘレン・ケラーの情報にも、「1887年、ヘレンの両親は聴覚障害児の教育を研究していたアレクサンダー・グラハム・ベル(電話の発明者として知られる)を訪れ、ベルの紹介で…」って書いてある!!!
でも、ベルさんは聾唖者の方たちからは否定的に見られている所もあるみたい。以下、ウィキペディアより。
『ベルも含めた当時の影響力のある人々の一部には、聴覚障害を克服すべきものとする見方があり、金と時間をかけ聾者に話し方を教え手話を使わずに済むようにすることで、それまで閉ざされていた広い世界への道が拓けると信じていた[54]。しかし、当時の学校ではしゃべることを強制的に訓練するために、手話ができないように手を後ろで縛るといった虐待も行われていた。ベルは手話教育に反対していたため、ろう文化に肯定的な人々はベルを否定的に評価することがある。』
なるほど〜!!!
ベルさんは「聾唖者に話し方を教えて、聴覚障害を克服してもらおう」という考え方だったから、「どうやって発音したら聾唖者でも言葉をしゃべることができるようになるか」とか、そういうことを追求するうちに、人はどうやって音を聞いているかとか、音を伝える仕組みとか、そういうことに興味をもっていったってことですね。
そういえば、ヘレン・ケラーも、家庭教師のサリヴァン先生から話すことを教えられて、最終的には話せるようになってたよね??
ということは、サリヴァン先生もベルさんと同じような考え方の持ち主だったってことかな〜。サリヴァン先生は「指文字」も教えたみたいだけど。
へ〜。
この場所に行った時には、何がなんだか分からず、韓国人のおばちゃんに言われるがままに、電話かけてるポーズで写真撮って、さっと終わったけど、ベルさんの背景を知るとなかなかおもしろい。
エディンバラ、素敵な街です。

ただの、ふつ〜の街並みが素敵。

ホテルのベルボーイのお兄さんたちが、
ふつ〜に「タータン」を着こなしているのが素敵。

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カナダに留学。アメリカ、韓国、タイなどに住む機会があり、その時々で、いろんな方のブログやネットの情報に助けられてきました。 私も、自分の記事が少しでも誰かの役に立ったらいいなと思い、海外で調べたことや、行ったお店の紹介など、少しずつアップしていくことにしました♪