妊活

【流産手術の費用】実際、いくらかかるの?手術に必要なもの

流産を経験して、流産だと分かった時って、周りに誰もそんなこと聞ける人もいなくて、私もネットでたくさん調べたので、誰かのお役に立てるかもしれないと思い、費用を書いておきます。

 

手術費用

・初回検診:4,910円

「初診料、検査、画像診断」

※私の場合、小さな婦人科で流産したことが分かり、そこは入院できない所だったので、大きな総合病院に紹介状を書いてもらい、行きました。

 

・入院・手術費用:20,550円

部屋を4人部屋にすれば、部屋料金はかからなかったのですが、私は一人になりたかったので、1日3000円の一人部屋をお願いしました。

元々は一泊しないと手術できない予定でしたが、その日に手術ができて、宿泊しなくてもよかったので、その分、少し安くなったかもしれません。

 

=合計 25,460円

思ったより高くないんだなという印象でした。

 

手術の日に必要なもの

・前開きの寝衣1枚(貸りる場合はクリーニング代250円)

 ※私は自分で用意しました。

・ナプキン

 ※大きめの生理用ナプキンを2枚ほど持って行きました。

・手術用のパンツは病棟で用意される。540円

 

手術当日 注意事項

・化粧はせずに、マニキュアは落としておいてください。

・貴金属類(特に指輪)は必ず外しておいてください。

 (むくみ等で外せなくなる場合があります。)

 

「子宮内容清掃術 手術同意書」の内容

●病名・病状

妊娠9週ですが子宮内の胎児の心拍が確認できません。胎内死亡(流産)しているものと診断されます。流産の原因の多くは不明ですが、妊娠の十数%が流産すると言われています。このまま放置すると出血がはじまり、それが多量となったり、子宮内感染をきたしたり、DIC(出血が止まらない状態)になったりすることがあります。そのため、子宮内容清掃術が必要です。

 

●手術名・内容

子宮内容清掃術を行います。これはラミセルというスポンジを固めた棒状のものを子宮頸管(子宮の入口)に挿入してそこを広げた後、子宮内を清掃するものです。子宮内容清掃術は5分から10分ほどで終わりますが、子宮の入口を広げる前処置に時間がかかります。

 

●麻酔の方法・内容

静脈麻酔下に行います。意識が朦朧となり眠る程度の麻酔ですので痛みを完全に取り去ることはできません。

 

●手術の危険性・合併症

術中に嘔吐することがあり、窒息や肺炎の危険性があるため、当日は朝から手術終了後まで絶食としてください。出血多量の場合は輸血を行うこともあります。子宮頸管裂傷や子宮壁穿孔の可能性があります。術後は腹痛、性器出血の持続、子宮内容物遺残、ラミセルの遺残、子宮内膜炎、附属器炎、などの可能性があります。子宮内容が残存したりラミセルが子宮内に残った場合には再度子宮内容清掃術が必要となる場合があります。附属器炎や腹膜炎となった場合には後に開腹術が必要となる場合もあります。 

 

退院後のしおり

帰宅後は以下を目安に過ごしてください。

1.安静・・・処置当日は安静を心がけ、なるべく身体を休めましょう。翌日から家事程度はかまいませんが、体調に応じて元の生活に戻していってください。尚、次回受診日までは遠出は控えましょう。

2.入浴・・・シャワー及びかけ湯はかまいませんが、入浴は1週間ほど控えてください。

3.くすり・・・終了するまで飲んでください。

4.注意事項・・・個人差はありますが、軽い出血が4〜5日ほど続きますが、かたまりが続く場合は早めに受診しましょう。また、今後のために聞いておきたいことがありましたら遠慮なく医師におたずねください。

 

お身体のご快復を心よりお祈りしております。

 

 

 

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カナダに留学。アメリカ、韓国、タイなどに住む機会があり、その時々で、いろんな方のブログやネットの情報に助けられてきました。 私も、自分の記事が少しでも誰かの役に立ったらいいなと思い、海外で調べたことや、行ったお店の紹介など、少しずつアップしていくことにしました♪